ハイクストアで発売したBrowning 2015年モデルトレイルカメラは3万前後という価格帯にもかかわらず
トリガースピード0.67秒、リカバリータイム1-2秒というスペック通りの性能で発売2か月ですっかり人気機種となりました。
特にStrike(ストライク)は照射距離30mとトップクラスの夜間でも明るい画像を撮影でき、
被写体ブレを軽減するノーブラーテクノロジーを持っている人気機種です。
ほぼ実物大
カメラの設定はモノクロLCDで変更することができますがBrowningトレイルカメラには
画像の再生ができるディスプレイがありません。
野生動物調査でカメラトラップ調査を行っている場合のほとんどはSDカードを交換し、
事務所で画像の確認をする「SD交換法」だと思います。
この場合、カメラで画像の確認ができなくても特に問題はないのですが、設置後の画角調整は
少し困ります。Browningトレイルカメラにはカメラ正面からセンサー範囲を確認できる
モーションテストモードがあります。
これはモーションテスト時にカメラ前を自分で移動することにより、センサーが反応した場合は
カメラ前面のLEDが点滅しセンサー範囲を確認できる便利な機能です。
センサー範囲内であれば画角に入っていますのでおおよその画角調整は一人で可能です。
でもやはり自分の目で画像を見て画角を確認したい。という場合、ディスプレイがない
Browningのモデルではどうすれば良いでしょうか。
余計なものを持ち歩かず現場で画像の確認ができる方法・・・そう、スマホです。
どんな現場でも必ずスマホは持ち歩くでしょうから邪魔にはなりません。
トレイルカメラのSDカードに保存された画像をスマホで見る方法。
SDカードには標準サイズ、miniサイズ、microサイズがあります。
トレイルカメラは2015年現在もほぼ標準サイズ、スマホはmicroサイズが一般的です。
つまり標準サイズSDカードをスマホのSDカードスロットに挿すことは不可能です。
この問題をクリアできる低コストな方法を探してみます。
送料込635円!これをポチッと。余談ですが私はAmazonは使わずほぼヨドバシで買います。
これはスマホのmicro USBポートに挿すSDカードリーダーです。
私のスマホはファーウェイ Ascend Mate 7 というAndroid端末なのでmicro USBポートです。
iPhone用のものがあるのかもしれませんがここでは割愛します。
本体はUSBメモリーサイズで軽い。
トレイルカメラのデータが入っているSDカードを本体のSDカードスロットに挿してスマホに接続。
自動的にUSBストレージを検出してくれました。
内部ストレージを覗いてみると、USBと表示されています。
保存されているフォルダを開いてみると・・・ありました!画像たち
普通に再生できます。
さらに動画をクリックしてみると・・・これも動画再生アプリで普通に再生できます。
これは便利。スマホがSDカードビューワーどころかそのまま画像・動画のコピーまでできてしまう。
<結論>
ディスプレイがないトレイルカメラでもスマホとスマホ用SDカードリーダーがあれば
画像・動画の確認やコピーが現場で簡単にできる。
後記
今回はたまたまスマホが対応していたようですがこのスマホ用SDカードリーダーは
USBホスト機能搭載スマートフォン/タブレットでないと使えないことがあるらしい
最近のスマホ/タブレットであれば大丈夫と思いますが一応調べたほうが良いです。